2019年 05月 08日
共依存からの回復2
さて、前回から引き続き、共依存からの回復について綴りたいと思います。
5 どんどん外へ出て援助を受ける。
援助を受けることを拒まない。もともと、共依存の方は、人に頼るということに対して抵抗があるので、
援助、助けを求めること、受けるということは、とても勇気があり、大変前向きな行動ですので、援助を受けましょう
6 何も起こっていないかのようにふるまうことが多いので気をつけること。
相手に、殴られても、傷つけられても何も起こっていないように振る舞ってしまい、現実を受け入れない傾向が
強いので、自分の感じたこと、気持ち、考えをごまかさないようにしましょう。辛いことは辛いと思うことは
悪いことではありません。
7 自分の考えで、自分の行動に責任を持った言い方を練習すること。
主語が、私ではなく、みんなと言ったり、主語が抜ける話し方をする傾向があります。○さんが言ってたから
だめだとと思う。。等ではなく、私はこう思うという、気持ちと考えを私は。。と言うようにする。
NOということに罪悪感も感じる傾向にあるので、NOと言える自分を意識していくこと。
8 自分と他人とは、考え方も感情も違う、個別な人間であるという自覚を持つ。
他者と自分の境界線をつくることができない傾向があるので、自分は自分、人は人と思えるよう
いつも人の考えを自分の中に取り込まないこと。また、相手に自分の考えを理解してもらえなくても、
落ち込む必要がないことを理解すること。
9 過剰な罪の意識を捨てること。
自分が悪いと思い込んでしまう傾向にあります。たとえば、相手から「あなたがこういったから行動したん だ」と責められることがあったとしても、助言しても決めるのは自分です。そう責める人も共依存の傾向
にありますので、気にしないでください。
10 ほどほどにする。という能力を身につけること。
白か黒、正しいか、間違っているか、よりグレーな考え方を身につける。うまくいかないこともある。
悪いところもあるさ。そんな時もある。と声に出して自分に語りかけてください
11 救えない相手を救おうとしない
こんなにしてあげたのに。。と被害者意識をもつことになるので、 全ての選択は、自分が決めた選択だと
思って、誰かを救おうと思うときは、見返りを求めず、自分が助けたいからと思うことだけにすること。
けして、無理はしないこと
12 自己の確立に力を注ぐこと。
何がしたいのが、何が苦しいのか、今まで辛かったことを癒し、そしてありのままの自分でいいということに
気づき、どんな感情もどんな考えも、否定せず、肯定する自分になれるように後回しにしてきた自分を、優先
し、大切にしてあげること。
と、大変長いことになってしまいました。。まとまらず、わかりにくいところもあるかと思いますが、
共依存の傾向の強い方は、とにかくルールがたくさんあります。
なので、不満だったり、もしくは人を救えなかった場合や、期待に応えられないと、自分を責めてしまいます。自分を責めたり、他人を責めたりしてしまいます。
考え過ぎなのかなあ。共依存の癖だな。。と認識することが何よりもたいせつです。この行動をとることによって、冷たい人間ではないのか。。と不安にもなることがありますが、そうでなく今までが、無理をし過ぎていたということにも気づいてくださいね。(^^)
by mikasi000
| 2019-05-08 18:25
| 共依存