2017年 03月 06日
話を聞く大切さ
今日は、話しを聴く大切さです
さて、私は、ご夫婦や、親子、ご兄弟等 個別でカウンセリングさせていただくことがあります。
お互いの主張をそれぞれ聴かせていただきますと、すごくもったいないな。。と思うことが非常に多いと感じています。
また、会社や学校、ママ友関係においても、よかれと思ってやっていることが裏目にでて落ち込んでいらっしゃる
方も非常に多いと感じます。
コミュニケーションって本当に難しいですよね。
さて、突然ですがあなたは次のような出来事があったらどんな対応をしますか?
あなたの大切な相手が、泣きながら帰宅したとします。
1 泣くなと怒る。
2 そっとしておく
3 原因は何か問いただす
4 あたふたする
5 うんうんと話を聞くだけ
6 理由を聞き、アドバイスをする
7 元気を与えるためにものを与える
その他にも色々ありますし、泣いている人の性格や状況によっても違うと思いますが
一番大切なことは。
じっくり話を聞く。
泣いている相手にそっと話しかけ、話しができるまでじっと待つ。話しを始めたら、ほかのことはやめて
相槌をしながら、最後まで話を聞く。傾聴です。アドバイスは必要ありません。
私自身、一人で悩むことが苦手なので、色々な方に相談をこれまでもしてきましたが
あー。この人に相談しなければよかったなあ。と思うことがあります。
相槌の声のトーンが、聞いてるように聞こえなかったり、話しをしている最中に、ダメだしされたり。。携帯を触っていたり、途中で会話を横取りされたり。。
なんだろう。。この疲労感。。そして後悔。。言わなければよかった。。と思うことがあります。
でも、この経験が自分もそうしていないかな?という振り返りにもなるのですが、逆に私が相手に話を切り上げられたら、あー。自分の話の聞き方が
悪かったんだなあと反省もします。聴く相手によって、ストレス解消や問題解決のためのものが
返ってストレスになり、もっと大きなストレスになることがあります。
よく、親子関係では子どもは、話しを聴いてほしかった。受け止めてほしかったのに、親がうるさく責めるから
腹が立ち反発した。ということがよくあります。 頼った相手が受け止めてくれないというのは、想像以上に
苦しいものです。
人の話を聞くという態度は、コミュニケーションの核だと言っても過言ではないと思います。
相手のためにこんなに頑張ってやってあげてるんだぞ!と思っていたとしても
相手がそれを望んでいるのか。。それがわからぬまま、相手のためを思ってやっていることは、実はそうではなく
自己満足に過ぎないのかもしれません。
まず、相手が何を求めているか、何を苦しんでいるか。、とにかくじっと聞いてあげましょう。
正しい、正しくないはひとまず置いといて
苦しいと言えば、苦しかったね。うんうん。とオウム返しをしてあげましょう。鏡のように接してあげましょう。
それができない場合は、聞き上手な友達やカウンセラーに話をしてみましょう。すっきりする感覚ができたら
それを真似ることをしてみましょう。
誤解や、お互いの気持ちの擦れ違いがわかることができれば
色々な問題も少しずついい方向に進むことだと思います♪
色々な本や知識、アドバイスも大切ですが
一番大切な人が必要としているものは
話しを聴いて、共感してくれることかもしれません。
by mikasi000
| 2017-03-06 22:58
| 恋愛のお話し